ゼロからではなく、既存のものに少し手を加える

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工夫 いいため話
画像:http://gahag.net/

「ゼロ」から考えなくても、「既存のものに少し手を加える」だけで、驚くほどの成果を上げることができる。

会社で企画を出すとき、店でキャンペーンをはじめるとき、過去のものや身のまわりにあるものを自分流にアレンジしてみる。

そんな工夫は、人生における楽しみや特権の一つでもある。

「ちょっと変わったことをしてみる」という遊び心が、思わぬ「改良」に結びつくことも多い。

シリコンバレーの技術者たちが絶えず夢想にふけっていなければ、Eメールは生まれず、いまだに世界には、封書とハガキしかなかったかもしれない。

もちろん、ただ想像するだけでは不十分だ。

デルと同様のアイデアを持っていた人は、他にもいたかもしれない。

だが、「想像する」ところまではできても、その人たちには行動力が欠けていた。

自分にふと浮かんだ「こんなものがあったらいいのに」というアイデアが、二年後にどこかの誰かの手で商品化され、大ヒットした。

そんな経験がないだろうか。

友人に「同じことを考えていたんだよ!」と言いふらしても、もはや一銭にもならない。

アイデアがあったら、勇気を持って、行動に移すことだ。

とはいっても、決して肩ひじを張る必要はなく、「身のまわりのものをアレンジする」ところからはじめればいいのである。

『人がやらないことをやる人!』

ニティン・ノーリア 著

三笠書房