
大富豪達をも納得させる顔つきやオーラは、どうすればまとえるのでしょう?
顔つきもオーラも、内面からにじみでてくるものです。
それをよくするには、日々、仕事に誠心誠意取り組み、途方もない努力を重ね、内面を磨いていくしかありません。
たとえば、小野二郎氏の場合は、自分の「手」を守ることを徹底していて、なんと40歳のころから50年以上、外にでるときは必ず手袋をしているそうです。
「年を取ったシワだらけの手で寿司を握ったら、お客様に失礼だろう?」
そう語る二郎氏の手は、白く、シワもなく、まるで若いファッションモデルの手のようでした。
一流の成功者は、そこまで仕事に誠意を尽くしているのです。
上質な服は、お金を出せば誰でも手に入れられますが、一流のオーラは、本気でなにかに打ち込んだ人しか、まとうことはできません。
仕事に誇りを持ち、自分に厳しく真剣勝負で毎日の仕事に取り組む。
そして多くの修羅場を乗り越え、人の痛みもわかるようになると、人に対して本当に優しくなれ、周囲への気遣いや、少々のことでは動じない落ちつきなどが身につきます。
そこから一流の人間ならではの空気が醸しだされ、顔つきも変わってきます。
一朝一夕で身につくものではありませんが、人間、大切なのはやはり中身なのです。
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本当はすごい成功法則
トニー野中 著
三笠書房より
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