邪魔があればあるほど愉快!?

banner02
立ちはだかる いいため話
画像:ryusen301.hatenablog.com

たびたびこういう考えは起こりませんか?

「もし家族の関係がなかったならば、私にも大事業ができたであろう」

「もし金があって、大学を卒業して欧米へ行って知識を磨いてきたならば、私にも大事業ができたであろう」

「もし私に良い友人があったならば、大事業ができたであろう」

こういう考えは、人々に実際起こる考えであります。

しかしながら、種々の不幸に打ち勝つことによって大事業というものができる、それが大事業であります。

それゆえにわれわれがこの考えをもってみますと、われわれに邪魔のあるのはもっとも愉快なことであります。

邪魔があればあるほど、われわれの事業ができる。

勇ましい生涯と事業を後世に残すことができる。

とにかく、反対があればあるほど面白い。

われわれに友達がいない、われわれに金がない、われわれに学問がないというのが面白い。

われわれが神の恩恵を受け、われわれの信仰によってこれらの不足に打ち勝つことができれば、われわれは非常な事業を残すものである。

われわれが熱心をもって、これに勝てば勝つほど、後世への遺物が大きくなる。

もし私に金がたくさんあって、地位があって、責任が少なくして、それで大事業ができたところでなんでもない。

_______

「世界一退屈な授業」

適菜 収 著

星海社新書より