小林正観「忙しいのは嫌?」

忙しい仕事

「8月のお盆がくるのが嫌だ」という話をされた方がいました。

「8月は、めちゃくちゃ忙しくて寝る暇もない。でも、1年分の稼ぎがそこに集中する」そうです。

私は、その人にこう尋ねました。

「では、あなたは、8月のお盆になっても仕事がこないこと、仕事が殺到しないことを望んでいるのですね」

その方は、しばらく考えてからこう答えました。

「いいえ、8月の仕事がこなくなると困ります」

1年分の稼ぎがそこで上がってくるのですから、8月に仕事が殺到しないと困るのは当然なはずです。

「忙しくて嫌になってしまいます」という言葉を、宇宙に向かって言っていると、神様はそれを聞いて、

「忙しくないのが好きなのだったら、忙しくないようにしてあげます」

と考え、その通りにしてくださるようです。

ある時期にたくさんの仕事があって楽しくやっていたのに、いつの間にか仕事がなくなって売上が上がらなくなった、という人には「ある共通項」があります。

それは、「忙しいときに、愚痴や泣き言をさんざん言っていた」ということです。

神様は愚痴や泣き言をすべて聞いていて、

「あなたは、忙しくないことを望んでいるのですね。そうですか、わかりました」

と言って、仕事も売上も取り上げてしまうようです。

だから、「忙しいことが、どれほど嬉しくて楽しいことか」といことをきちんと理解したうえで、誠実に仕事をしたほうがよさそうです。

『ありがとうの奇跡』ダイヤモンド社