
【臭い物は蓋をしないで、いつか始末しなきゃならないんだから、外へ出したらいいんだ。】
臭い物=問題を見て見ぬ振りをして先送りにし、「まあまあ」で丸く収めようとする―――そういう日本的なやり方を次郎は批判する。
誰も本当のことを言わないのではまずい。
それが好ましくない事実であれ何であれ、はっきりさせることによって初めて将来や解決に繋がっていく。
プリンシプルに則って物事を考える次郎にとってみれば、当たり前のことであり、そうでなくては国際的に通用しないということもよく知っていた。
引用:白州次郎100の言葉
別冊宝島編集部 編
宝島社
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