
「17時に帰れるから、社員はみんな幸せなんだね」とよく言われることがあります。
が、実は私はイラっとします。
私たちの会社は17時に帰れても不幸だったのです。
昔は私も、早く帰れて福利厚生が充実していたら、社員は幸せと思っていました。
でも、それは違いました。
社員の幸せは、人から必要とされ、やりがいのある仕事ができることなんです。
こんな当たり前のことに気がつくまで、私は6年以上もかかったのです。
この本を読んでいる経営者がいらしたら、きっと残業を減らしたいと思っているのではないでしょうか?
でも、もしかしたら残業を減らす前に、社員の働きがいに目を向けてみては?と思います。
まずは社員がイキイキと働く環境であるかどうかが、残業を減らすことよりもずっと大切なことだからです。
引用:ほとんどの社員が17時に帰る 10年連続右肩上がりの会社
岩崎裕美子 著
クロスメディア・パブリッシング
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