
《「自分から最も遠い人こそ自分の人脈にする」…これが人脈作りの最大の要点である》
人脈作りは、自己改造の重要なテーマだ。
ところが、サラリーマンはしばしば「自分と近い人」を自分の人脈にしてしまう。
学校の同級生、先輩、後輩、サークルの仲間、同郷の人、同じ業界、同じ職種、取引先…。
こうした人たちと一緒にいると居心地が良い。
知識、体験、思い、価値観などを共有しているからだ。
だが、彼らから新鮮な情報は得にくく、視野も広がりにくい。
自分から最も遠い人こそ自分の人脈にする。
これが人脈作りのポイントだ。
日本人より外国人。
同世代よりも年の離れた世代、同性より異性、同郷人より出身地の異なる人、他業種、他職種…
「自分から最も遠い人」とも円滑にコミュニケーションできることは、
サラリーマンにとって重要なセンスであり、彼らことが貴重な情報と理解をもたらしてくれる。
引用:大前語録
大前 研一 著
小学館
![]() |