
私は、成功するまで頑張りつづける。
私の毎日の努力とは、あたかも堅い樫の大木に加えられた、斧の一撃のようなものである。
最初に、斧が打ち込まれても、木は微動だにしない。
二度、三度とくり返されても同様である。
それぞれの一撃は無意味であり、何の効果も生じないように見える。
しかし、子供じみたこの一撃も、それがくり返されることにより、樫の木は、ついに倒れるのである。
今日の私の努力は、まさにこれである。
私は、山をも流し去る一粒の雨である。
虎を食いつくす蟻である。
大地を照らす星である。
ピラミッドを築く奴隷である。
私は、レンガを一個ずつ積みあげていって、巨大な城を建てようとする者である。
なぜなら、私は、ほんの小さな試みも、それがくり返されることによって、いかに困難な仕事も成しとげられることを知っているからである。
引用:世界最強の商人
オグ・マンディーノ 著
日本経営合理化協会出版局
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