すごい読書術

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読書 いいため話
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速く読もうとすることが習慣化してくると、結果として一度に頭の中に残る情報量も増える可能性が出てきます。

脳は周りの環境に適応しようとする特性があるからです。

たとえば、自動車の免許を取得するとき、必ず皆さんが勉強することの一つに、体感スピードの錯覚に関する内容があります。

これは高速道路を長時間走行し続けた後、一般道に降りたとき、周りの速度が非常に遅く感じるという錯覚です。

周りの景色がずっと高速状態で流れることに脳が慣れたことで、起こる現象です。

つまり、速く読む習慣が身についてくると、高速で文章を読むことに脳が適応しようとしてくるので、そのスピードに慣れるにしたがって、速いスピードで読んでいても認識できる言葉や文章が増えてくるのです。

もちろんその認識できる言葉や文章量の増え方に個人差はありますが、繰り返し文中に出てくる言葉や自分が興味のある言葉が、頭に残る感じがしたところで少しスピードを落として読んでみると、今まで以上にハッキリと言葉や文章が目に飛び込んでくるような感覚を得ることができます。

このように、頭に残る情報は増えるようになりますが、あくまでも主体は速く読むことだと考えてください。

現代は、情報の記憶に時間をかける時代ではありません。何か調べたいことがあるならば、インターネットで検索するほうが速く、しかもピンポイントで知りたい情報を多くのサイトから探し出すことができます。

そんな時代において本を読む意味は、「抽象的に何となくモヤモヤしている悩みを解決するためのキッカケを得て、解決に向けた行動イメージにつながる知恵を生み出す」ことにあります。

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すごい読書術

角田和将 著

ダイヤモンド社