
私たちはつい「できない」という言葉を使いがちですが、
本当はその「できない」のほとんどが、
たんに「やりたくない」だけなのかもしれません。
人間は自分をごまかす名人です。
「やりたくない」というネガティブな自分をみせたくないから、
「できないから」と思い込もうとします。
やりたくないからやらないだけなのに、
人は自分がやる気がないとは思いたくないので、
自分の外に理由を求め、できないと主張するのです。
だから、パッと「できない」と思ってしまったとき、
「それって、やりたくないの?それとも、本当にできないの?」と
自分に問いかけるクセをつけることが大切です。
「やりたくない」を隠そうとして
「できない」と言っていると、
自分がなにをしたいのか、なにをしたくないのかがわからなくなって身動きが取れなくなってしまいます。
それは、なにより自分にとってよくありません。
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出典
[1分間思考改革術]
伊東 明 著
講談社 より
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