
与える人が受け取る人になる。
与えたら、与えたという事実を忘れるくらいがいい。
与えることに喜びを感じるくらいがいい。
与える機会を与えてくれた相手に、感謝の気持ちを伝えるくらいの境地に達したい。
何よりも、愛を与えることになると、あなたの心の中が豊かになり、美しくなる。
そして、あなたはあなたの中にある「愛の泉」を、掘り当てることができるようになる。
愛という資源は不思議なもので、使えば枯渇するような資源ではなく、使えば使うほど溢れ出す性質を持っている。
あなたの中にある愛の泉の場所を掘り当て、その泉を溢れさせていくようにするとよい。
愛は与えると増えるが、与えないと枯渇してしまう。
日常の中で愛を与える機会を探してみるといい。
自分の中にある愛の泉を溢れさせるための機会になる。
そうすれば、じつはこの世界は、そういう機会に溢れているということに気づくだろう。
対象は何でもいい。
人間でも、動物でも、自然でも、何でもいい。
とにかく、「愛を与えることを人生の最優先事項」にして生きていくことだ。
そうすれば、あなたは、愛と幸せで満ち溢れるようになる。
「愛の人」になることだ。
「愛の人生」を生きることだ。
_______
「絶望」に声を与えよう
ジョン・キム 著
きずな出版
![]() |