頭に来てもアホとは戦うな!

プレゼン いいため話
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腰を高くしていいことなど一つもない。

腰を高くするのはキャンキャン吠える子犬と同じで、気が小さいのを隠そうとする見栄っ張りな人間であり、そういう人が成功できる可能性は少ない。

人間は感情の動物である。

自分の気を済ませるために相手を不快にさせてしまえば、敵は増やしても、仲間はできない。

そんな状態で成功できるだろうか?

腰を低くしてフレンドリーにすれば敵はできないし、応援者は増える可能性が高い。

もちろん、生意気な態度でも成功する経営者や政治家やスポーツ選手はいるが、彼らがもっと腰が低ければさらにどれだけ成功できただろうか?

強気のキャラで成功してきた人もいるので一概には言えないが、生意気さを前面に出して成功しても、その後長続きしない場合が多いようにも思う。

一度でも挫折したときに本気で応援してくれるサポーターが少ないのだ。

今さらキャラを変えるわけにはいかないと、また強気に言ってしまえば悪循環に陥っていく。

成功して腰が低くなる人もいる。

本当の成功者になれば、腰が低いことの意義が自然とわかってくるからだ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということだろう。

成功しない人は悔しさや嫉妬の気持ちから自分を大きく見せようと腰を高くする。

それは哀れで滑稽である。

(中略)

腰を低くする効果を高めたいなら、仕事で結果を積み重ねなければならない。

「あいつ頑張っているのに、腰が低い奴だなあ」となって初めて効果は倍増する。

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頭に来てもアホとは戦うな!

田村耕太郎 著

朝日新聞出版