
「こんな会社じゃ、こんな仕事じゃ自分の力を発揮できない。環境が悪い!」
そう愚痴りたくなる気持ちもわかる。
興味のない仕事、ダメな上司、力が発揮しにくい環境、不満は山ほどある。
基本的に環境は悪いのだ。
はっきり言おう。
「どれだけ環境のせいにしても、自分の実力は変わらない」ということ。
残念ながら、仕事がうまくいかないのを環境のせいにするというのは、ただの愚痴でしかない。
大事なのは、環境に屈せず、環境を変えていく力。
理想の環境にしていく、理想の環境に近づけていく力だ。
そもそも理想の環境でしか発揮できない力なんて、知れていると思う。
環境が悪くて実力が出せないというのなら、それは自分の実力が、環境を変えるに至らなかったことでしかない。
理想の環境とは、与えられるものではなく、自ら掴み取っていくものだ。
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己を奮い立たせる言葉。
岸 勇希 著
幻冬舎
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