脳は、何かを「まね」することが非常に得意

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脳科学 いいため話
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脳は、何かを「まね」することが非常に得意です。

また、そもそも能力の獲得のためには、模倣は必須です。

ですからまねというのは、私たちが思っている以上に大切なことなのです。

それは大人も子どもも変わりません。

私たちの脳には、模倣を助ける神経細胞があると考えられています。

鏡に映すようにまねをすることから「ミラーニューロン」と呼ばれているものです。

このミラーニューロンは、他の人の行動を見ると、「それをしたときと同じように」脳の神経細胞が活動するというもので、模倣するときだけでなく、他人の気持ちに共感するときにも働いていると考えられています。

先日、あるインタビューで声優の方が、面白いことをおっしゃっていました。

走っているキャラクターに声を吹き込むと、自分が走っているわけでもないのに足が筋肉痛になるというのです。

これなどは、ミラーニューロンによる共感が、体の筋肉にまで影響を与える例といえるでしょう。

あるいはきょうだいでも下の子のほうが成長が早い、ということはよくありますね。

これは、すぐ近くにまねをできる兄や姉がいるからでしょう。

私たちは子どもの頃から、無意識にまねの力を使っていると考えられるのです。

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