「自分は自分」でうまくいく

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自分 いいため話
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「ついにやった!ついにやったんだ!これでもう、頑張る必要はない。

これからは好きなことができるんだ。

ぼくは自由だ。

なんだってできる。

なんだってしてやるぞ。

とことん楽しむんだ!」

こんなふうに、目が覚めたら新しい人生だ!と思いながらわくわくしてベッドに入る。

ところが朝になっても、新しい人生はやってこない。

たとえるならあなたは、飼い主からはぐれた犬だ。

綱を握っていたのは、働かなければならないという強迫観念だ。

「ああしろこうしろ、怖くてうるさいご主人様がいなくなってせいせいした!

これからはひとりでどこにでも行ってやる。

時間はたっぷりあるぞ」

あなたは確かにそう思って、しっぽを振りながらあちこち彷徨い、手あたり次第興味のある物のにおいを嗅ぐ。

だがそのたびに肩を落とし、いつの間にか疲れ果ててそのへんの道で眠ってしまう。

あなたが本当に犬なら、最後は車に轢かれるのがオチだ。

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「自分は自分」でうまくいく 最強の生き方

アーノルド・ベネット 著

増田 沙奈 訳

興陽館