俺はトップの成績を残している。だからなにも言われる筋合いはない

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パソコン いいため話
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企業でも抜群の成績を残す一人の営業マンが、その実績を振りかざし「俺はトップの成績を残している。だからなにも言われる筋合いはない」と、組織にまったく融合しなかったらどうなるでしょうか。

最終的に組織がぐちゃぐちゃになるのは目に見えています。

そういう自分のことしか考えられない人のことを私は「心根の悪いヤツ」と表現します。

それよりも、ほかの人と協調しながら行動できる「心根のいいヤツ」をとるほうが、短期的な伸びは小さくても、長い目で見ると組織全体の力を伸ばすことにつながるのです。

また、仮にエースが抜けたとしても、「心根のいいヤツ」が揃う組織は、考え方次第で強化できるのです。

成績がいいだけで心根が悪い営業マンがいなくても、残りの心根がいい営業マンが少しずつ成績を上げれば、その分をカバーできるからです。

駅伝でも心根の悪いスーパーエースがいなくても、心根が良く真面目に練習に取り組む選手が少しずつタイムを縮めれば、合計タイムを短縮できます。

例えばエースが抜けて10秒遅くなったとしても、10区あるなら、それぞれの区で1秒ずつタイムを縮めていけば、10秒のロスはカバーできます。

それは決して不可能な数字ではありません。

私は3年目以降、その考えを基本にしてチームを強化してきました。

組織力やチーム力を押し上げていくのは、「コツコツと努力できる心根の良い人間」だと私は強く信じています。

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「フツ―の会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」

原 晋 著

アスコムより