「時間」や「努力」がかわいそうに思えてしまう「天才」という言葉

成功哲学 いいため話
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将棋棋士であり日本将棋連盟会長の“谷川 浩司(たにがわ こうじ)”氏は「中学生棋士」として脚光を浴びてプロデビューし、史上最年少名人(21歳)の記録を打ち立てました。

そんな谷川氏の言葉が響きます。

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プロに合格したとき、新聞などで「天才少年」などと書かれたものですが、もちろん自分ではそんなことは考えたこともありません。

天才という言葉にはあまり努力や苦労をせず強くなったというニュアンスが感じられて抵抗があったことも事実でした。

「天才」という一言で片付けてしまっては、これまでに費やした時間や努力がかわいそうだと思ったのです。

兄と毎日のように将棋を指し、負ける度に駒に歯形をつけるほど悔しい思いをし、奨励会からも何度泣いて帰ってきたことか。

もし、私に才能があるとすれば、いくら悔しい思いをしても、いえ、悔しい思いをすればするほど、来る日も来る日も将棋盤の前に座り、将棋を指してきたという才能でしょう。

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勝運をつかむ

谷川 浩司 著

井山 裕太 著

致知出版社より