
子どもの頃から人一倍負けず嫌いでした。
勝負に負けて、悔しさのあまり泣いて帰ってきたことも度々ありました。
基本的には今も負けず嫌いの性分は変わっていないし、勝負する者にとって大事なことだと思います。
プロである以上、勝たなくてはいけません。
勝って、タイトルをとる。
それは一つの目標ではあります。
ただ、目先の勝ち負けにこだわるだけでは、結果に結びついていかないとも思うようになりました。
一手一手の質を高めること、さらには日頃の準備や心構え、つまりそのプロセスを大切にすることが問われるのだろうと思います。
そしてそれが勝ち負けという結果に結びついていくのだろうと思うのです。
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「勝運をつかむ」
谷川浩司 著
井山裕太 著
致知出版より
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