
「継続は力なり」とよくいにわれます。
パナソニックの創業者、松下幸之助氏も「成功の秘訣とは、成功するまで続けること」という名言を残し、失敗のほとんどは、成功する前にあきらめてしまったことが原因であると語っていました。
確かに、夢や願望を叶えるためには、途中であきらめず、やり続けることが大切です。
ただし、この「継続は力なり」という法則を「最初にはじめた方法を、最後まで続けなければならない」ととらえてしまうのは、誤解です。
継続することは重要ですし、初志もゴールも変えるべきではありません。
でも、その「方法」は、途中で変えてもいいのです。
夢や希望を達成できない人は、同じやり方にしがみつき、それでも「いつかは成功できる!」と信じて、同じ過ちを繰り返し続ける傾向があります。
でも、そのままではうまくいかないときには、フレキシブルに方法を変える発想や勇気も必要です。
実際、アメリカで行われたある調査では、成功した人の実に7割が「このやり方ではダメだ」と思ったら、すぐにやり方を変えていました。
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「本当はすごい成功法則」
トニー野中 著
三笠書房より
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