新しい自分に出会う方法はコレしかない!!

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新たな自分 いいため話
画像:http://gahag.net/

仏教に「戒(かい)」という言葉があります。

「戒律(かいりつ)」の「戒」です。

仏教では、出家して僧侶になることを、「受戒(じゅかい)」と呼ぶことがあります。

それは「仏教が定めた『戒』を受け入れて生活していく」ということです。

「戒」というと、一般的には「〜してはいけない」という禁制のルールを表す言葉だと理解されていると思います。

確かに、仏教には、「怒ってはいけない」とか、「嘘(うそ)をついてはいけない」といった禁制がたくさんあります。

しかし、「戒」という言葉の意味は「禁制」というよりも、「習慣」というほうが正しいのです。

つまり、「怒ってはいけない」というよりも、「怒らずに、穏やかに生きていくことを習慣にしていく」と考えるほうが、仏教の本来の考え方に合っています。

「嘘をついてはいけない」というよりも、「正直に、そして誠実に生きることを習慣にしていく」と考えるほうが、仏教の本来の教えに近いのです。

この「戒」という言葉には、「習慣」というものに対する仏教の考え方がよく表れています。

従来の悪い習慣を捨てて、良い習慣に従がって生きていくことで、その人はこれまでよりもずっと幸福に、心楽しく、充実した人生を歩んでいける、というのが仏教の考え方なのです。

そういう意味では「引っ込み思案」「グズ」「怒りっぽい」「決断力がない」といった人は、生まれつきそうした性格だったわけではなく、「マイナスの習慣」がすっかり染みついているだけといえます。

ですから、自分のできる範囲でかまいませんから、「積極的にすぐに動く習慣」「穏やかに生きる習慣」「勇気をだして決断する習慣」といった良い習慣をつけていくことが大切です。

そうすれば、今までとは違った新しい自分に出会えます。

『へっちゃらな心の作り方』

植西聡 著

三笠書房