斎藤一人「必ず成功する例外思考」

斎藤一人

「それはね、プレッシャーをかけたほうが、仕事が早く進むと思い込んでいるんだよね。

あるいは、過去にそれでうまくいっていたんだろうね。

だけど俺は、プレッシャーなんてかける必要はないと思っているんだ。

やり方を示してあげればいいだけなんだよ。

こうやってやればいいんだよってね。

人に“頑張れ、頑張れ”って言うことは、監督に作戦がないからなの。

こうやればいいんだよっていう明確な作戦があれば、そんなにお尻を叩かなくても結果につながるものなんだよね。

要は作戦不足。

それを根性で補おうとしているの。と、一人さんは思うんだ。

俺はね、プレッシャーをかけるより、本人が“やりたい”と思って取り組んだほうが、ずっと効率がいいと思っているの。

やりたいことなら、自分からどんどん進んでやるから、放っておいても結果が出ちゃうんだよね。

じゃあ、どうしたらそうできるだろうかって、その作戦を考えるのが監督とか社長の仕事なんだよ。

スポーツでも仕事でも、上から怒られると苦しいものになっちゃうんだ。

人生だってそうだよ。

本来、人生ってものすごく楽しいものなの。

怒られるようなものじゃないんだよね。

怒られるから嫌になるだけで、仕事とか競争が嫌なんじゃない。

負けると怒られるから嫌なんであって、負けても怒られなかったら楽しいもの。わかるかい?

だから、勝ちたいときほど怒っちゃダメだよ。

勝てる作戦を立てればいいんだ。

もちろん、俺のやり方でも負けることはある。

だけど、負けたからってその仕事やスポーツが嫌いになることはないよね。

楽しくやって、楽しい思い出が残るわけだから。で、楽しかったら何回でも挑戦しようってなるの。

そうするとどうなるかっていうと、結局は勝ちなんだよ。

楽しいから、勝つまで何回でも挑戦する。

だから、最後には必ず勝つの」

「斎藤一人 必ず成功する例外思考」柴村恵美子 著 / KADOKAWAより