
倒れるときは、堂々と倒れればいい。
大事なのは、その後なのだ。
「どう」立ち上がるかなのだ。
人間、倒れずにして「何」がわかる。
少なくても、倒れた経験をもたぬ人間に、
倒れた人間の気持がわかるか。
より肝心なのは、全力で生きること。
身も心も惜しまず、力を出し切ること。
そういう全力疾走者は必ず転ぶ。
そうしたら、立ち上がればいい。
また、倒れたら、再び立ち上がればいい。
倒れる度に、強くなり、立ち上がる度に賢くなり、
大きくなり、成熟していけばいい。
倒れることを怖れる人間に何ができる。
引用:幸せになる生き方のヒント
濤川 栄太 著
日本文芸社
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