
「笑顔の大切さを頭では理解できているつもりなんですが…
私は根暗なんです。
どうしたら根暗が直るのでしょう」
その質問に対し、次のように言いました。
「どうして根暗を直さなければならないのですか?
根は暗い方がよく伸びて、上の木や幹や花をよりしっかりと支えますよ」と。
人においては、根暗ではいけない、
根暗は悪いと思われることもありますが、
人間も植物と同じように自然界の一員なのですから、
全体を捉えて見つめてみると根が暗いことを悪いと決めつけてしまわなくてもよいのではないでしょうか。
根暗な性格に対するそのマイナスイメージこそが、
次の自分を発見出来なくするのです。
根暗を直さなければいけないと思う前に、
根暗な自分を丸ごと認めて、
そこから根の深いしっかりとした
笑顔の花を咲かせてみてはいかがでしょう。
引用:笑顔は人生に効くクスリです
福田 純子 著
中経出版
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