仏教から見る素敵な考え方

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考え方 いいため話
画像:http://www.gatag.net/

仏教のお経の本にこんな言葉がでてきます。

「青色青光」

「黄色黄光」

「赤色赤光」

「白色白光」

どういう意味かといえば、ほとけさまのいる国に、はすの花が咲いています。

青・黄・赤・白のはすの花が咲いているのです。

そして、青のはすの花は青く光り、

黄色の花は黄色に光り、

赤いはすの花は赤く光り、

白色のはすは白く光っている…というのです。

みなさんは、青い花が青く光り、赤い花が赤く光っているのはあたりまえではないか、と思われるでしょう。

どうしてお経は、わざわざそんなあたりまえのことを言っているのか、

ふしぎに思われるかもしれません。

しかし、これはこう考えてください。

「青色青光。黄色黄光」の

「青色」というのは、「頭のいい子」

「黄色」は「頭のよくない子」だとします。

そうすると、これは、

「頭のいい子は頭のいい子としてすばらしい、

頭のよくない子も頭がよくないそのままですばらしい」

ということになるのです。

頭のよくない子が努力して、そして頭がよくなった時すばらしい子になる、というのではありません。

頭がよくない子も、そのままですばらしいのです。

わたしたちは、頭のいい子のほうが

頭のよくない子よりもいい子である、

怠け者より努力家のほうがいい子だ、と思っています。

しかし、ほとけさまの国では、そうではありません。

ほとけさまにすれば、頭のいい子も頭のよくない子も、努力家も怠け者も、泣き虫もおこりんぼうも、

みんなそのままですばらしいのです。

それが、

「青色青光。黄色黄光。赤色赤光。白色白光」です。

引用:自分の中の大事なもの
ひろ さちや 著
毎日新聞社