
モノの価値というのは、人それぞれです。
生き方や仕事、趣味によって変わってきます。
それは決して値段ではありません。
毎日ペンを使って稼ぐ人もいれば、パリッとしたスーツを仕事の武器にしている人もいます。
前者の場合はペンに価値があり、後者の場合はスーツに価値があるのです。
あなたの持ち物のなかに、毎日使う100円のボールペンと、2年前に一度だけ着た10万円のブランドスーツがあったとします。
このボールペンとブランドスーツ。あなたはどちらに価値があると思いますか。
「もちろん、10万円のブランドスーツに決まっている!」と考える人が大半でしょう。
私はそうは思いません。
100円のボールペンも10万円のブランドスーツも、生活を豊かにするための道具であることに変わりはありません。
では、道具はなんのためにあるのでしょう。
「使う」ためにあるのです。使わないモノに、道具としての価値はありません。
つまり、使用頻度が高ければ高いほど、モノとしての価値があるのです。
引用:「モノを持たなければお金は貯まる」
あらかわ菜美 著
WAVE出版
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