
たとえば、
「自分は将来、オリンピックに出て金メダルをとるんだ」
と小さいころから心に決めている人間と、
少しもそういうことを考えない人間とでは、
オリンピックに出場する確率は天地の開きがでてくるという。
今まではこういう話は精神的な面から考えられてきたが、
最近、遺伝子工学の領域からも、正しいことが証明され始めている。
人間の遺伝子はスイッチのようになっていて、
「ON/OFF機能」があるという。
そして、人間の気持ちによって遺伝子がONになったりOFFになったりするそうだ。
つまり、意識すれば可能性が高まるということである。
自分の思いどおりに生きろというのは、
そういう生き方をしたほうが、
遺伝子の能力スイッチがONになりやすいからである。
遺伝子がONになれば、自分でも想像できないような潜在能力が発揮できることは火事場のバカ力からも明らかである。
まさに「念ずれば花開く」のである。
引用:もっと気楽に生きるコツが、わかった!
川北 義則 著
三笠書房
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