【必見】豊臣秀吉が語る成功法則

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豊臣秀吉 いいため話
画像:http://nk.xtone.jp/

戦国時代一の出世頭、豊臣秀吉さんのお話です。

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信長、秀吉、家康、三大武将で一番の人気者はだれか。

おそらくカンシャク者の信長より、明朗闊達な秀吉に軍配をあげるだろう。

なるほど家康は、全国を平定し、徳川三百年の基礎を築いたが、なにかしら胸にいちもつある「タヌキオヤジ」の印象を受ける。

そこへゆくと秀吉は、一介の水呑百姓からたたきあげ、天下を取ったが恬淡としている。

負けても勝っても、有頂天にならず、メソメソ後悔もしない。

「太閤さまにまで出世されるには、違った心がけが、あったことと思いますが……」

ある人がたずねた。

「ワシは、太閤になろうなどとは思ったことがない。

草履取りのときは草履取りを一心に努めたら、足軽に取り立てられた。

ありがたいことだと一生懸命仕えたら、侍になった。侍の仕事に夢中になっていると、いつしか侍大将になっていたのだ。

ついに姫路一城を拝領するにいたった。

ワシは、一職をうれば一職、一官を拝すれば一官、その職官に没頭して今日にいたったのだ。ほかに出世の秘訣は、なにもない」

人生に目標を立てることは悪いことではない。

けれども目標達成に急なるがあまり、今日一日の努力が宙に浮くことが、おうおうにしてある。

権利だけ要求して義務をはたさぬ者の多い中、与えられた自己の場で、ただ死力を尽くす。

〝あの人には見どころがある〟と、新しい重要ポストが与えられる。

そこでまた脚下照顧して、ベストを尽くさねばならぬ。

一職に忠実な者は、何事にも忠実だが、一職を軽視する者は、どんな地位におかれても不平をもつ。不満のある者は成功しない。

与えられた使命を、忠実にはたすことが、成功への道である。

引用:新装版 光に向かって 100の花束
高森顕徹 著
1万年堂出版