
あなたがどんな仕事をしているにしろ、「所を得た」と実感することが大切だ。
いまやっている仕事は、天職なのだと信じることだ。
「自分は最高の所にいる」という認識をもとう。
その信念があれば、どんなにつらい仕事でも、精一杯がんばれる。
イリノイ大学の心理学者エド・ディーナー博士らは、大規模なアンケート調査を依頼し、人生をどのように過ごしているかを調べた。
「毎日が楽しい」と答えた上位3分の1のグループは、「自分はベスト・ポジションにいる」と感じていることを明らかにした。
毎日を楽しく暮らすコツは、「自分は場所を得ている」と考えることである。
ポジティブに考えるのだ。
ちなみに、楽しく暮らしている人は、「自分は最悪の所にいる」とは考えないこともわかっている。
彼らは、イヤなことに目を向けないのだ。
物事のいい面を見て、悪い面は、いっそのこと無視してしまおう。
無視できなくとも、見ないようにしよう。
それで楽しく仕事ができるなら、いいではないか。
あなたがベストな場所にいることは間違いないのだ。
少しくらい不愉快なことがあったとしても、そんなにクヨクヨと思いわずらうことはない。
イヤなことは無視して、さっさと忘れてしまうのがいい。
引用:心がスカッと晴れる50の方法
内藤誼人 著
王様文庫
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