
1日24時間を「人のため」だけに使わない。
ストレス解消のためにも、ひとりになれる時間を大切にしてもらいたい。
そのために趣味を持つのもよい。
散歩の習慣をつくるのもいいだろう。
「自分のため」に使う時間を持ってもらいたいのだ。
24時間、毎日毎日「人のため」では、
あげくには自分という人間が壊れてしまう。
競走馬のサラブレッドは、
夏場は北海道の広い牧場に解放され、好き勝手な時間を過ごす。
そういう休養の時間がなければ、
人のために走ることはできないのだ。
引用:「ちょっとした言い方」が上手い人下手な人
斎藤 茂太 著
新講社
![]() |