人間には本能がある「大我と小我」

欲 いいため話
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人間には本能がある。

食欲や物欲、性欲といった欲求は、当然ながら、その本能に根ざしている。

仏教ではそれらを「小我(しょうが)」と呼ぶが、そうした欲求を満たすことも、幸福の一つのかたちであるとはいえる。

幸福は生きているということが大前提だし、生きていくための基本的な原動力は、ほかならぬその本能だからである。

しかし、人間には小我とは別のものを求めるなにかが備わっている。

小我にとらわれない境地、小我を超えて生きようとする欲求、とでもいったらいいだろうか。

これは「大我(たいが)」と呼ばれるものだが、司っているのは脳の大脳新皮質という部分だ。

たとえば、自分の物欲を抑えてでも他人に分け与えようとする思い、他人の幸福を自らの幸福として喜ぶ心・・・

これが「大我」であるといっていい。

引用:脳がよみがえる断食力
山田豊文 著
青春出版社