
飛行機だってロケットだってパソコンだって携帯電話だって、
100メートルを初めて9秒台で走った人だって、
存在していない時代にあっては、
世界中の誰もが未知なのです。
未体験なのです。
根拠なんてなくても、
「必ずできる」「できないわけがない」と絶対的な自信を持っているからこそ、
実際に現実のものとなったのです。
人間の力を甘く見ている人があまりにも多いです。
現代社会に生きていると当然のように感じているかもしれませんが、
冷静に考えてみてください。
人間が実現していることは、考えられないくらいすごいですよ。
飛行機を造って空を飛び、
潜水艦を造って海底に行き、
ロケットを造って宇宙に行き、
寒いと思うとエアコンで部屋を暖かくする。
ポケットから携帯電話を取り出してボタンを押せば、地球の裏側の人と話ができる。
携帯電話なんて、何十年か前なら、映画「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの秘密兵器です。
それを今や小学生でさえ持っています。
挙げ句の果ては、遺伝子操作に人工授精。
もはや神の領域じゃないですか。
しかもそれで、人間は脳全体の数パーセントしか使ってないというのです。
あなたも間違いなくそのような人間の一人なのです。
引用:「コンフィデンスシンキング」
泉忠司 著
扶桑社
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