ジェイコブズ兄弟「ボストンの道ばたで細々とTシャツを売る事業を世界的企業にまで発展させた信念」

いいため話 アメリカ
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バートとジョンのジェイコブズ兄弟にとって、「ライフイズグッド(人生はすばらしい)」は単なるスローガン以上のものである。

この言葉には、ボストンの道ばたで細々とTシャツを売る事業を世界的企業にまで発展させた信念が凝縮されている。

1989年、ジェイコブズ兄弟はポンコツの小型バンに乗って東海岸の学生寮でTシャツを売る仕事を始めた。

やる気は満々だったが、ビジネスの知識がなかったために商売はさっぱりうまくいかなかった。

ピーナツバターとゼリーで食いつなぎ、小型バンに寝泊りし、たまにシャワーを浴びる程度の日々がつづいた。

そんなある日、ふと目にした自宅アパートの壁の落書きが、ジェイコブ兄弟の人生を変えるアイデアにつながる。

手足と胴体が棒線で、顔が円で描かれた男が満面の笑みを浮かべ、その下に「人生はすばらしい」と殴り書きされていたのだ。

彼らが「ジェイク」と名づけた男がにこにこしている絵はあまりにも単純だったが、ジェイコブズ兄弟の信念を余すところなく表現していた。

さっそく、ジェイクの絵をプリントした48枚のシャツを小さなテーブルの上に並べて売り出したところ、たちまち売り切れた。

まもなく、ジェイクの楽観主義を象徴する「人生はすばらしい」という素朴なメッセージは、驚異的な大ブームを巻き起こした。

現在、ライフイズグッド社は年商1億ドルを超える大企業にまで成長したが、その理念は当初の楽観主義のまま変わらない。

ジェイコブズ兄弟はいい意味での楽観主義を貫き、人々が未来に対して楽観的になるのを手伝えば、自分たちの成功につながることを確信している。

引用:ゲイリー・ライアン・ブレア 著
『最高の人生を手に入れる習慣』かんき出版