
実際にあった物語をちょいとアレンジして書くで。
せっかくやから、この物語の中に自分自身を登場させてな。
さてさて、ビジネスで大成功し世界でトップというアンドリュー・カーネギーさんのところにあなたがインタビューすることになりました。
緊張の中、あなたはカーネギーさんの大豪邸の中にいます。
廊下はふかふかのカーペット。
壁には数千万円もしそうな画家の絵。
とっても美人な秘書さんに導かれあなたはある部屋の前に立っています。
少し、緊張し手のひらには汗がじわっと浮かんでいます。
秘書さんがドアをノックします。
コンコン!
「どうぞ!」
あなたが入ると、カーネギーさんが美味しそうにロイヤルミルクティーを飲んでいます。
「ようこそ」
カーネギーさんは立ち上がりあなたに手を差しのべ、あなたは握手しました。
とっても大きな手で温かいです。
「まぁそこに座って下さい」
ソファーに座るとふかふかです。
「ようこそ、今日は私に成功の秘訣をインタビューしに来たそうだね」
「そうです。こんなチャンスをありがとうございます」とあなた。
「お名前は?」
「初めまして、日本から来た○○○○と申します」
「○○さんか、○○さん実は僕はね、誰が成功し億万長者になるか分かるんだよ」
と切り出した。もちろんあなたはすかさず聞いた。
「どんな人が億万長者になるんですか?」
「それが困ったことに、具体的に言えと言われれば分からないんだよ」
「どういうことですか?」
「なんとなく分かるんだよ。この人は億万長者になると思ったらやっぱりなるんだよ。そこでだ、○○さん」
「はい」
「私が億万長者になるであろうと思う500人をリストアップをするから、彼らに取材し、共通点を見つけてほしいんだ」
「それは面白そうですね、共通点を見つければ原語化出来て、成功の秘訣が分かりますものね」
「そうなんだよ。ただね、おそらくこの取材は私の読みでは20年ぐらいかかると思うんだよね」
「そうですよね、20年で億万長者になる人もいますもんね。みんな忙しい人だろうし、インタビューのスケジュール調整も大変だろうし、それぐらいかかるかもしれませんね?」
「どうだやってみたいか?」
「私がですか?」
「そうだ。ただね、一つ条件がある」
少しの沈黙が流れる。
沈黙に耐えられずあなたが聞く。
「どんな条件なんですか?」
カーネギーさんはにやりと笑いこう言った。
「その仕事に給料は一切でないんだよ」
「え?出ないんですか?」
「そらそうだろ、君がしっかり取材していれば、君は成功の秘訣を知るから結果、君がお金持ちになっているだろう、そうは思わないかな?」
さて、それを突然言われたあなたはカーネギーさんになんと答えるでしょうか?
実際の話、カーネギーさんにインタビューをしたナポレオン?ヒルさんは「ちょっと考えさせて下さい」と答えたそうです。
そう言った瞬間、カーネギーさんは時計を見た。
さぁあなたはなんと答えるでしょう。
ちなみに今は何時何分何秒ですか?
今、時計を見てから考えて下さい!
そして、答えが決まったら時計をまた見て下さい!
さぁいいですか?、ストップウォッチスタート!
ヒルさんはそれからいろいろ考えた。
(どうしよう?)
(奥さんになんと説明すればいい?)
(給料がゼロだなんて、どうやって生活するんだ)
さぁあなたはどうする?
「分かりました!やります!」
ヒルさんはやる!を選択した。
すると「29秒!合格だ!」カーネギーさんは時計を見て言った。
「もしもあなたが30秒以上かかったら、わたしは君には頼まなかったよ」
さぁあなたは30秒以内でやると決めれたでしょうか?
その時にやると決めた、ナポレオンヒルさんはその後、「思考は現実化する」という本を書き、世界中で大、大ヒットとなって印税だけでも億万長者になったのでした。
人生は選択の連続。
あなたはなにを選択しますか?
安定ですか?
それとも変化ですか?
重要感という評価でしょうか?
それともつながりでしょうか?
あなたが人生を変えたいならば、今まで無意識で決めてたパターンを変えること。
いつもアホ学やワークショップで言ってること!
「無意識を捕まえろ!」
そして、本当に自分がワクワクする答えを選択しよう。
引用:てんつくマン メールマガジンより
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