
世の中には、
さまざまな問題を抱えて苦しんでいる人が大勢いるが、
こうした人々の力になるには、
まず、自分自身にゆとりがなければならない。
溺れている人を助けるには救命道具がいる。
一緒に溺れたら元も子もない。
自分自身の要求が完全に満たされてこそ、
他人に惜しみなく与え、
なおかつ自分が傷つく心配をしなくてもすむだけの余力が生まれる。
また、この線までなら人に与えてもいい、
と境界線を決めておけば、
エネルギーを吸い尽くされる心配もない。
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出典
[いつも「いいこと」が起きる人の習慣]
トマス・レナード 著
三笠書房 より
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