ある企業の共同創立者の話

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図書館 いいため話
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ある企業の共同創立者の話です。

その企業は2人の人物が創立したのですが、この2人の間で1つの約束事があったそうです。

それは、こんな約束でした。

「もし、2人の意見がA案とB案で対立して、そのうちA案のほうを採用してうまくいかなかったとき。

B案のほうを推していた側は、『ほらね、B案がイイって言ったでしょ』とは絶対に言わないようにする」

つまり、失敗したときに、「ほらね」って言って蒸し返して、失敗した案を推した側の顔をつぶさないということ。

合意したなら、選んだ案は2人の案なのだという取り決め。

2人で長い間うまくやってこられたのは、この約束があったからだというんです。

これ、そのまま、会議の場でチェアマンが忘れてはいけないことです。

つまり、会議で、A案とB案という2つの意見が対立して、A案が通ったとき。

Bの意見を推していた人の顔をつぶさないということがとても重要なんです。

顔をつぶしてしまうと、つぶされたほうが意地になってしまったり、両者にしこりを残してしまったりということになりかねません。

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さりげなく人を動かす スゴイ!話し方

山崎拓巳 著

かんき出版