歴史上初めての黒人大リーガー「ジャッキー・ロビンソン」に見るリーダーの姿

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画像:http://mybigappleny.com/

ブルックリン・ドジャーズに入団したジャッキー・ロビンソンは、

歴史上初めての黒人大リーガーになった。

当時のドジャーズのオーナーだったブランチ・リッキーは、

ロビンソンに言った。

「覚悟しておけよ。

いままで考えてもみなかったような屈辱を浴びるぞ。

だが、おまえがやり抜く気なら、

おれはとことんおまえを応援するからな」

はたして、リッキーの言うとおりになった。

スタンドの観客から、味方チームから、対戦チームから、

彼は毎試合、人種差別的なヤジを浴びせられた。

ある日、ロビンソンはいつも以上にひどい目にあった。

自分の方向に飛んできたゴロを2度までお手玉してしまったため、

球団全体から沸き起こったブーイングが

雨あらしのように降りかかったのである。

そのとき、何千もの観客が見守る中、チームキャプテンで、

ドジャーズの遊撃手であったピー・ウィー・リーズが、

彼のそばまで歩いていき、試合の最中なのに、

彼の肩に手をまわした。

「あれで、ぼくの野球選手としての人生は救われた」

後日、ロビンソンはそうふりかえる。

「ピー・ウィーのおかげで、

ぼくはチームの一員なんだって感じることができた」

これこそ、キャプテンに課せられた仕事である。

引用:こころのチキンスープ〈7〉
ジャック・キャンフィールド著
ダイヤモンド社