なぜ賢いお金持ちに「短気」が多いのか?

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短気 いいため話
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ある知り合いのお金持ちは、東京から静岡県の浜松に講演に向かう途中、新幹線が車両トラブルに見舞われ、新横浜で運転見合わせとなってしまいました。

「復旧のめどが立たない」というアナウンスを聞いた彼は、すぐさま新幹線から降りて駅前のタクシーに飛び乗りました。

そして、運転手に「浜松までお願いします」と告げます。

タクシーで高速に乗れば、時間通りに会場に到着できると判断したのです。

しばらく待っていれば、新幹線が運よく運転を再開するかもしれません。

また、新横浜から浜松までタクシーで行けば、料金は数万円かかるはずです。

ふつうなら、講演の主催者に連絡して、事情を報告して判断を仰ぐところです。

事情が事情ですから先方も必死で次善策を考えてくれるでしょう。

しかし、彼は時間通りに講演会場に到着することを優先して行動したのです。

結果、無事に講演会の時刻に間に合いました。

そのお金持ちいわく、「新幹線のなかで、『いつ動くのだろう。どうしよう』とイライラするのもイヤだったし、それ以上に、わざわざ私の話を聞くために講演会場まで足を運んでくれる人たちのことを考えれば、タクシー代の出費は痛くもかゆくもない」とのこと。

このように賢いお金持ちは、「何を優先すべきか」を常に考えて行動しています。

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なぜ賢いお金持ちに「短気」が多いのか?

田口 智隆 著

水王舎