大多数の人々の自己肯定感は低い

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自己肯定 いいため話
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大多数の人々の自己肯定感は低い。

その結果、人を信頼することができない、攻撃的な行動をする、悪口を言う、誰かに反感を抱く、他人を批判する、批判されることに耐えられない、グズグズする、ほめられても素直に受け取ることができない―――これらは、自己肯定感が低い人の特徴だ。

アメリカの国民の3人に2人は自己肯定感が低いために苦しんでいるといっていいだろう。

子どもの発達に関する研究で、小学3年の初めには子どもたちの約80パーセントが高い自己肯定感を持っていたのが、小学5年生になるころには20パーセント程度に下がり、高校3年生になるころにはわずか5パーセントにまで激減することがわかった。

多くの人は、自分の学力や容姿、学歴などについて自信が高く持てず、苦しんでいる。

その原因は2つある。

1つには、自分の外見や持っているものがどうあるべきかをメディアや広告がたえず訴えかけてくることだ。

流行の髪型や服装、魅力的な容姿をメディアに見せつけられ、自分が劣っていることを痛感させられる。

こうしたイメージ戦略によって、「今のままではダメだ」「もっとよく直していかなければ」と思い込んでしまうのだ。

私たちが低い自己肯定感に苦しむことになる、もう1つの原因は、自分の基準ではなく他人の基準によって自分を判定しようとすることにある。

他人の基準をクリアしなければならないという思いに縛られていては、みじめになるだけだ。

他人のようにできないと、「自分はどこかおかしいのではないか」とさえ感じるようになってしまう。

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