人間は何かやりたくなると力が湧いてくる。

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やる気 いいため話
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〈人間は何かやりたくなると力が湧いてくる。

凧を揚げたくなれば、冷たい風もきにならない。

山登りをしたいという心がある限り重い荷物も気にならない。

しかし持たされた荷物だったら重くて仕様がない。

何でもやりたくなってやれば力が出てくる〉

多くの人が、頭の中の運動会で、慌ただしく一生を終えてしまいがちですが、本当にやりたいことがある時には、頭より先に腰が動きます。

欲しい物があれば、思わず、身を乗り出してしまいます。

すなわち、腰椎の真ん中であるヘソの裏側の腰椎3番から、引っ張られるように前に出てしまうのです。

そういう自分の行動は、時空を俯瞰(ふかん)する力を持ち、客観的に、しかも真剣に観ていないと、時に人生を棒に振ってしまうことも珍しくありません。

なぜならそれほど、自分にとって大切なものとの出会いは珍しいからです。

普段はどんなに上品に生きていたとしても、身を乗り出すようなものがあれば、それを全力で奪い、放してはいけないのです。

人生は、一生気取って過ごせるほど、甘くはないのです。

だいたい、時間がありません。

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最後に残るのは、身体だけ

三枝 龍生 著

講談社+α新書