
過去の優れた実績や高い名声、自信を持っていたものが、
去っていったり、忘れられたりするのは辛いでしょう。
人によっては、生きていく価値さえ奪われてしまうかもしれません。
でも、冷静に自分自身を見つめてください。
あなたを必要以上に辛くしているのは、
実は失った過去ではなく、
過去にすがらなければいけないほど
充実していない現実そのものと言えるのです。
かつての役割を失ったことにがっかりしたり、
悲しんだりする行為は、気持を整理するためには必要です。
でもある時点になったら、昔の役割に上手に別れを告げて、
新しい役割に前向きに取り組まなくてはならないのです。
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出典
[ココロの筋トレ]
最上 悠 著
インフォバーン より
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