強く(タフで)なければ生きていけない。

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強さ いいため話
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アメリカのハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの小説『プレイバック』の中で、私立探偵フィリップ・マーロウは、

「強く(タフで)なければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない」というニュアンスの言葉を残しています。

フィリップ・マーロウのセリフを、私は「経営」に当てはめ、次のように言い換えています。

「企業は強くなければ存続できない。

しかし、人にやさしい経営をしなければ企業としての価値がない」

強さ(黒字にして利益を上げ続ける)とやさしさ(人を大切にする)を両立するのは大変なことですが、それを成し遂げるのが社長の責務です。

なぜなら、「強くてやさしい会社」が、社員のモチベーションを引き出すからです。

中小企業は多くの問題を抱え、人手不足や低い生産性に苦慮しています。

国の政策による支援ももちろん必要ですが、企業の存続は、「自助努力」が原則です。

「業績がよくなれば、社員を大切にする経営ができる」と考えている社長もいますが、私は「順番が逆」だと思います。

会社を再建するのも、発展させるのも、新規事業に取り組むのも、需要を拡大するのも、すべて、社員のやる気、モチベーションです。

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ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

近藤 宜之 著

ダイヤモンド社