脳にある「やる気のスイッチ」

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やる気 いいため話
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脳には、一度その行動を始めると、のめり込んでしまうという性質があります。

脳にある側坐核という部分がやる気の「スイッチ」なのですが、一度作業をやり始めると、この「やる気スイッチ」が入り、やめられなくなってしまいます。

テスト勉強中に始めた掃除がモリモリ進んでしまうのはそのせいなのです。

就寝前、何の気なしにマンガの1巻を読んだら、つい全巻読んでしまった・・・といったことも、このような脳の性質から起こる現象なのです。

このようなことから、やる気スイッチを入れる方法は、「四の五の言わずにやり始める!」に尽きる、というわけです。

ただ、「やり始める」ためには一つだけポイントがあります。

それは、やりたくないことをやるための障害を、できるだけ減らしておくことです。

先日、小説家の村上春樹さんからお聞きした話なのですが、村上さんは毎日必ず4~5時間机に向かう時間を決めているそうです。

書くことが決まっていても、決まっていなくても、とにかく机に向かう。

そうすることで、スイッチが入るのだと言います。

村上さんのこの習慣はアメリカの作家レイモンド・チャンドラーからきているようで、チャンドラーは自分が文章を書くのに適したデスクを一つ定めることをすすめています。

原稿用紙と万年筆と資料を備えて、いつでも仕事ができる状態にしておくのです。

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堀田 秀吾 著

文響社