星の王子さまが伝える【待つ】ことの大切さ。

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画像:https://retrip.s3.amazonaws.com

星の王子さまは地球上に何千本と植えられているバラの中に、

自分が星に残して来たのと同じ花を見つけることができなかった。

いぶかる王子にキツネが言う。

「君があのバラの花をたいせつに思うのは、

そのために無駄な時間を使ったからだよ」

面倒に思いながらも水をやり、

虫を取り、

風よけを作ってやった時間は、

いつしか、

王子とバラの花との間に愛情を育てていた。

お金にならない時間、

得にならない時間、

その意味で無駄な時間の中にしか愛情は育たないのだ。

スピード至上、インスタント万能の世の中に、

待つことのたいせつさ、

無駄な時間の価値を説くこと自体、

時代おくれ、見当違いだと言われるかもしれない。

しかしながら、待たないですむ人生などありはしないのだ。

そうだとしたら、待つことの意味も知らなければならない。

引用:信じる愛を持っていますか
渡辺和子 著