【心に響く】出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ

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「出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ」

月が出る前に、月の出を待つのはよい。

だけれども、翌年のこれから咲く花ではなく、散りゆくこの花の満開を望んではいけない。

人にも物にも、事象にも物事にも感情にも、適切な「時」というものがある。

まだ起こる前の新たなことに、備え待ち望むのはよい。

しかしすでに終わったことを時の流れに逆らって望んではいけない。

割れた物を割れる前にはもどせない。

終わったことを始まる前にはもどせない。

去った恋の相手への執着はストーカーにもなりかねない。

時の流れに乗る、タイミングをつかむ、時流に乗った生き方は大事である。

人は過去にもどれない。

済んだことは終わらせて、新たな出来事に向かい合おう。

引用:「神道のことば」
武光 誠 監修
河出書房新社