
当時、69歳の本田宗一郎氏は、一生のうちにいい時も悪い時も必ずめぐってくる。
だからジタバタしてもしょうがないよと若者に優しく語りかけている。
それが右の言葉だ。
加えて、このようにも言っている。
「不況だ、不況だ、と騒いでいるけど、この世の中に、景気、不景気があるのは当たり前のことなんだ。
振り子が右に振れれば、次は左にゆれる。
それでダンダン良くなるんだよ。
ぼくに言わせれば、悪くなったからといって慌てるのは本来おかしいんだ。
よく『治にいて乱を忘れず』というけれども、不況で騒ぐことより景気の良いときに何をやったかが、問題だ」
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君に100の成功を贈る
経済界 編
経済界より
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