
馬に乗る人がいれば、その馬を引く人がいて、
荷物を背負って従う人がいる…
三者そろって旅人の「ご一行様」が成立するのです。
それぞれが自分に与えられた役割を全うすることで、
世間は成り立っているのですから、
損得ではとうてい考えられない役割もあるのです。
なかには大勢の人が嫌う役割もありますが、
その役割を拒まずに、黙々と仕える人がいることに、
神の計らいの見事さが感じられる。
そういう職業にこそ、畏怖と尊敬の念を持って感謝する必要があります。
あなたにはあなたに与えられた役割があります。
その役割を全うすることが、
あなたの幸せを保証することになるでしょう。
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出典
[偶然と幸せの法則]
安部 芳明 著
かんき出版より
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