
たいていの人は、自分が何を望んでいるのか、よくわかっていません。
その代わり、自分が何を望んでいないかを特定するのは得意です。
「こんなのイヤだ」
「こんなの耐えられない」
「これは理想と違う」
このように感じられるものを発見して、文句を言ったり、
話題にしたり、それが嫌いだと断言したとたん、
あなたはマイナスの波動を発し始めます。
すると〈引き寄せの法則〉があなたのマイナスの波動に反応して、同じものをあなたに運んできます。
「こんな上司はイヤだ」だと
グチを言えば、その状況を引き寄せます。
「今の仕事は理想とかけ離れている」と思えば、
そういった仕事をますます引き寄せてしまうのです。
〈対極〉という考え方はとても役に立ちます。
〈対極〉を認識し、自分が望まないものとして特定することによって、
逆に何が望みなのかがはっきりするのです。
〈対極〉を発見できたら、
「それなら何が望みなの?」と自問しましょう。
その質問に答えることが、〈対極〉を利用して、
自分が何を望んでいるかを、はっきりさせることになるのです。
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出典
[引き寄せの法則]
マイケル・J・ロオジエ 著
講談社より
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