コーチングの前に「ティーチング」

banner02
読書 いいため話
画像:http://gahag.net

最近「コーチング」という言葉をよく耳にするようになりました。

組織で人材を育成するため手法ですが、人材の自主性を重んじるのが特徴です。

しかし、この手法は成熟した組織だからこそ使える指導法だと私は思っています。

強い組織をつくる初期段階ですがコーチングを使っても効果はないでしょう。

なぜなら、未熟な組織では、どのように行動すれば目標に到達できるかわからないからです。

強い組織をつくるには、コーチングの前に「ティーチング」です。

目標を実現するためにはなにが必要で、自分たちはなにをすべきなのか、具体的に教える段階です。

やり方を知らない人たちに自主性を与えても、どうしたらいいのかわからないうえに、間違った方向へ行く可能性があります。

ピアノを弾けない人に「あなたの考えた表現でこの曲を弾きなさい」と言うようなものです。

監督に就任したばかりの頃の私は、部員に対してまさに手取り足取りでした。

どうやって目標を設定するのか、目標管理シートはどう書くのか、黒板を利用したり、ときには横に座って一つずつ教えていきました。

_______

「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」

原 晋 著

アスコムより