オポチュニティコストを下げよう

banner02
オポチュニティコスト いいため話
画像:http://publicdomainq.net/

たとえば、職場での人間関係を考えてみましょう。

あなたの上司は、あなたのことをどう思っているでしょうか。

「積極的だ」

「責任感がある」

「頼りになる」

と思っているでしょうか。

もし、そう思われていないならば、あなた自身がどれだけ「自分は積極的で、責任感があり、頼りになる存在だ」と思ってみても、まったく意味がありません。

あなたは「積極的で、責任感があり、頼りになる存在」ではないのです。

そう思わせなければ意味がない。

自分では「能力や実績がある」と思っていても、他人から見てそう思われていなければ、能力や実績はないのと同じなのです。

あなたが自分をどう思うかは一切関係なく、考えるべきは「どうすれば積極的な人間だと、上司に思ってもらえるだろうか」「能力や実績があると評価してもらえるだろうか」ということです。

自分で「脚本」を書き、その脚本をもとに「演出」を考え、それを「演技」することで、相手の持つイメージをデザインすればいいわけです。

上司から高評価を得るためのキャラクターを設定して、それを演じられたら、立ち居振る舞い、仕草、しゃべり方、着るものも変わってくるでしょう。

それがチャンスをつかめる成功者の生き方です。

よく「上司がバカだから、自分の実力を理解してくれない」と嘆(なげ)いている人がいます。

そんな人を見るたび、私は「あなたこそ、バカだよ」と思います。

もし、上司がバカなら、イメージデザインで評価を高めることは簡単なはずです。

バカな上司は扱いやすい上司なのです。

それなのに評価が低いままであるなら、その人が上司のイメージを変える努力をまったくしていない、ということです。

これではオポチュニティコスト(一方を選んだために逃した利益のこと、機会費用、逸失利益とも言う)が高いまま。

バカな上司にバカにされる悲運の人生を送ることになるでしょう。

『成功したけりゃ、脳に「一流のウソ」を語れ』大和書房