
「手慣れてしまったものは何ですか? / 岡本太郎」
人は何かに手慣れてしまうと、手を抜き始めます。
すると、真剣ではなくなります。
それは相手にも伝わり、結局、いい仕事ができなくなってしまいます。
仕事の中にはルーチンワークもあるでしょうが、どんなに繰り返してきた作業だとしても、決して慣れてはいけません。
常に初心に立ち返って、新たな気持ちでチャレンジしてこそ、いい仕事ができるのです。
手慣れてしまうことの怖さは、飛躍がないということです。
最初は大きな成長がありますが、たとえば千回目になると、どうしても成長が小さくなるわけです。
そういう意味で、手慣れたものをやるときこそ、初心に返る必要があるのです。
引用:「運命を変える質問」
マツダミヒロ 著
かんき出版
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